Q&A

手術後、食事で気をつけることはありますか??

インプラント手術はやはり多少であれ身体に負担がかかります。
手術後の痛みや腫れを少なくするために、きちんとバランスの良い食事をしましょう。
また特に医師から指示が無い場合は通常と同じように歯を使って食事をしても大丈夫です.
くれぐれも食後の歯磨きが十分にできない場合などは、うがい薬を処方いたしますので、
感染の予防(飲み薬、うがい薬)などが重要です。

インプラントを入れた歯の歯周病予防として何がありますか。

インプラント体がきちんと骨内に埋まっている状態ですと、
歯肉上に露出している部分はプラーク等汚れが付着しにくい状態ですので、
自分の歯と同じように磨いていただければ全く問題ありません。
ただし、プラークが付着したままで歯ぐきに炎症が起こってしまうと、
骨の吸収が起こり、いわゆる歯周病の症状が出てしまいます。
当院では、専門の歯科衛生士によるブラッシング指導をおこなっております。
また、すべての患者様に対して6ヶ月ごとの定期健診をお願いしております。

歯周病や歯肉炎などでもインプラントは可能ですか?

手術自体は可能ですが、ブラッシングが不十分であると、
インプラント周囲炎という、歯槽膿漏と同じような症状になり、
せっかくのインプラントが抜けてしまいます。
まずは歯科医院で歯周病の検診を検査を受け、
初期治療完了後にインプラント手術をおこなうのが最善の選択です。

歯を先に抜いてしばらく経ってからインプラントを行うというのは可能なのでしょうか?
 可能であるなら、どれぐらいの期間があいてもいいのでしょうか?

歯を抜いてしばらく経ってからのインプラント治療は一般的です。
通常、インプラント治療を行っていくという計画のもとで抜歯する場合は、
おおよそ3〜6ヶ月は経ってから
インプラントの手術を行うことがBestと考えます。
現在は抜歯と同時にインプラント手術を行うことも出来るシステムがございますので、
とりあえず抜歯をせずに御来院ください。

歯根が残っているのですが、インプラントはせずに差し歯の治療ですませたいです。 あえてインプラント治療の必要はないのですか?

歯の根が残っているか残っていないかは
インプラントをするかしないかにおいて重要な問題です。

歯根が残っているが、上に歯を立てるほどしっかりしていない場合は
せっかくの差し歯を作っても長持ちしないため(予後不良の可能性が高い)
抜歯をおこなってインプラント治療のほうが予知性の高い選択の治療方法となります。
ただ,抜歯の基準は先生によって大きく異なるので、相談が必要です。

インプラントの成功率を教えてください

文献的には5年成功率は97%。10年成功率は90%以上です。 しかしながら、この結果は海外の論文の結果ですので日本人の場合、若干低くなります。 理由は、手術後のアフターケアを重視していない点が挙げられます アフターケアの点からも自宅からそう遠くはない歯科医院を選ぶことをおすすめします。 また、近年は神経損傷の事故等の報告をありますので、術前検査はとても重要です。 21世紀の診断ではX線写真検査に加えて、CT等の骨の3次元的形態検査および、神経と骨の関係 を調べることが一般的になるでしょう。

抜歯した後からでもインプラントすることは可能でしょうか?

もちろん可能です。抜歯した両隣の歯が健康な場合、無理に削ってブリッジ等にせず、小さな 義歯を装着することを選択することも可能です。
どうしても義歯の使用が不満であれば、その後インプラント治療を選択すればよろしいのです。

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