インプラント撮影用ステント作成方法

安全にインプラント手術をおこなうためには、CT撮影が必須です。さらに付け加えれば、撮影用ステントを作成したほうがさらによいです。ここでは撮影用ステントの作成手順を御説明いたします。



1.ステント作成にはまず歯型を取る必要があります。かみ合わせとは上下が対になって初めて機能いたしますから、歯の型も上下取る必要があります。
また、歯型上にて実際の手術と同様に穴をあけていきます。穴をあけた後、太いワイヤーなどを立てます。さらに、ワイヤーの平行性をチェックします。



次にワイヤー上にて実際の歯を作っていきます。
完成後、組みとなる歯型を合わせ、かみ合わせのチェックをおこないます。

裏側からもかみ合わせのチェックをおこないます

問題がないことを確認して、バイオスターにてステントを完成させていきます。
これはトリミング前の歯型です。

完成したステントを模型からとりはずした状態です。

ステントを口腔内に装着した写真です。

この状態でCT撮影をおこないます。

実際にCT撮影をおこなった結果です。歯の欠損している部分に白いステントが写っていることが確認できます。つまり、この方向でインプラント手術がおこなわれるのかどうかが確認できます。
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